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【校訓】本気・根気・元気 

校内研修school study

平成30年度 校内研修

【研究主題】
   誰もが「わかる・できる」の授業の創造
    〜対話的な学びを通して、一人ひとりがより深い学びへ〜


【研究主題について】

 

学習面又は行動面で著しい困難を示し,発達障害の可能性がある児童生徒が通常の学級に6.5%程度の割合で在籍していることが,平成24年度文部科学省の調査※1で報告されている。この割合は,平成14年度の同調査では6.3%であり,これからも増加することが推測される。このような状況を受け,学校教育においては,インクルーシブ教育の視点を取り入れて授業を創っていくことが必要であり,一人ひとりに力を付けるために,子どもの個々の実態に応じ,授業を改善することは私たち教師の重要な課題である。
 本校は,これまで研究主題を「誰もが『わかる・できる』授業の創造」とし,特別支援教育の知見を生かし,個別の配慮を要する子どもに焦点を当てて,指導の工夫や個別の配慮によって授業を改善することに力を入れて研究を進めてきた。特に,困り感のある特定の子どもを理解し,指導の工夫を考えることで,新たな手立てが生まれ,学級全員の子どもを伸ばすことにつながると考え,温かな学級の仲間づくりを基盤とし,誰もが「わかった」「できた」と実感する姿を求めてきた。これまでの研究により,子ども同士が関わる中で,自分の考えを伝えたり,仲間の考えを受容的に聴いたりすることができる学びの土台づくりができてきており,子ども同士が互いに関わり,高め合う「対話的な学び」は,ねらいの達成や,誰もが「わかる・できる」重要な要素だということがわかってきた。しかしながら,一人ひとりの学びを確実に深化させるところまで高まっておらず,今後は,子ども同士の関わりや,周囲の「ひと・もの・こと」との関わりをさらに充実させることが課題と考えた。
 
そこで,副主題を「対話的な学びを通して,一人ひとりのより深い学びへ」とした。子どもたちが,自己の周りをとりまく様々な「ひと・もの・こと」に積極的に関わり,「対話的な学び」を通して,友だちのものの見方・考え方を受け止めたり,自分の考えを表現したりすることができるようにし,一人ひとりの主体的な学びを創っていきたい。「対話的な学び」を意図的に授業の中に取り入れていくことで,考えが深まったり,新たな問いが生まれたりするだろう。また,考えを広げたり,再構築したりしたことを丁寧に振り返り,教師が価値付け・意味付けをすることで,より一人ひとりの学びが深まるのではないかと考える。このような「対話的な学び」を通して,個と集団の強化につながり,誰もが「仲間と学ぶことで,自分もよりわかるようになった,できるようになった」と実感することができるだろう。  特別支援教育の知見を生かした学級・授業づくりを基盤として,一人ひとりのより深い学びの実現を目指したい。


【研究の視点】

@ 特別支援教育の知見を生かした学級・授業づくり
  ・温かな学習仲間づくり―「フリートーク」の研究―
  ・学習環境づくりの工夫(教室環境・学習の見通し・学習の構え・掲示)
A 「問い」・「気付き」を生み出す手立て
  ・めあて,学習問題とつなぐ導入部分の工夫
  ・子どもの思考や思いを生かした授業展開
B 対話的な学び
  ・自らの考えを広げ,深めるための「ひと・もの・こと」との対話
  ・仲間の考えに反応すること
C 「振り返り」でつなぐ授業
  ・学びを見取り,つなげる「振り返り」の在り方
  ・学びの必然性・必要感がある単元構想


研修のあゆみ

 平成29年度 7月5日(水)第6回校内研修会(6年社会科 公開受業)
         

 第6回校内研修会では、6年生の社会科の研究授業を行いました。信長・秀吉・家康の3人の武将について学ぶ単元です。子どもたちは、これまで問いをもって調べ学習に進んで取り組み、自分の思いを膨らませました。本時は、「3人の武将の中で、一番の天下人は誰だろうか。」を学習問題にして話し合いました。歴史的事象(事実)を根拠にしながら、自分の考えを明確にして伝え合う姿が見られました。
 これからも学習問題づくりや単元構成を視点に研究を深めていきます。

長門市立深川小学校

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